危険な同居人!?
佐伯は軽やかにステップを踏み、
3年たちの間をすり抜ける。

そして、


バスッ


鮮やかにシュートを決めた。


俺も3年もポカーンと
口をあけて見ていた。


「ど?紅、
足引っ張るように見える?」


俺は今までにない
興奮を覚えた。

「はっ、佐伯」

「ん?」

「気抜くな、ドンドン行くぞ!!」
「おうっ」



その後言うまでもなく
先輩たちに快勝した。



先輩たちは切れて
体育館を出て行った。
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