危険な同居人!?
優は顔を輝かせて、
沙羅を呼ぼうとした。

「沙ー」

「でも沙羅も悪い女だよねっ笑」
「そうそうっ!優君を遊びなんてっ笑」
「優君で何股だよ~笑」
「えっと~駿と海斗と聡もいるから
4人目だっ笑」
「うわ~沙羅こっわ~笑」

ドサッ

優の鞄が地面に落ちる。
それに気づいてか、
あの女がこっちに気づいた。

「・・・優!?」

「・・ごめん空、俺帰る・・・」
「優っ!!」

優は走っていってしまった。
追いかけようとしたが今は、
この女が先だ。

「どういうことだよ」
「・・・そのままよ、
優は遊び、単なる暇つぶし」

すごく腹が立った。
でも殴るのはやめてやった。

「これ以上優に近づくな」

そう一言呟いて、
俺も優の後を追った。
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