危険な同居人!?
「次は・・・ここだ。
あっ綾乃ちゃんなるべく
俺の近くにいてね!」

なんでだろう・・・?

紫のプレートがかかった扉を叩く。

「優雅さ~ん?」

ガチャ
「よぉ輝。ん?こいつ誰?」

態度悪・・・

「今日から寮に入る綾乃ちゃんだよ」

「綾乃かぁ・・・」
グイッ
「うえっ!?」
チュッ
軽い音が鳴った。

あたしの頬に何かが触れた。
「ん~悪くないな。
もう少し色気があったほうがよかったけど♪」

あたしは思い切りにらんだ。

「気が強いのもいいかもな♪
俺は紅 優雅。お前には呼び捨てで
呼ばせてやるよ」

「あんたなんか呼び捨てで十分よ!」

ついカッとなって言った。
「威勢がいいのもいまのうちかな♪」

「じゃあ失礼します」

そういって部屋を出た。
「あの人むかつく・・・」
「綾乃ちゃん落ち着いてっ!
でも優雅さんの前には1人で行かないほうがいいよ」

「うん」
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