危険な同居人!?
「遥!コーヒー!」
「あっはい・・・」

思わず敬語になる俺。
実際優さんが俺にこんな
荒々しく言うことはなかった。

「ちょっと優雅!
そんな言い方ないでしょ!?」
「黙ってろ!」

綾乃ちゃんにも
荒々しい言い方だ。

「ちょっとどうしたの!?」
「なんでもねぇよ!」
「どこがよっ!」
「全部だっ!」

なんか変な会話を
してる2人。

「・・・空」

俺は聞いてしまった。
優雅さんの呟きを。

空に何かあったのかな?

「何であいつあんな馬鹿なんだ!?
早死にすんぞ!?」

また叫びだした。

「おーい・・・1回落ち着け?」
綾乃ちゃんが優さんの頭を撫でる。

「じゃあ落ち着かせてくれる?」
「はっ!?うわっ」

「ちょっ優さんっ!!」

座ってる優さん。
立っている綾乃ちゃん。

優雅~っ!!!!
初めて呼び捨てにした。
心の中で。

優さんは綾乃ちゃんの腰に抱きついた。
もちろん俺は腹立ったから?
引き離そうとした。

その前に・・・
「離しなさいよ!変態男が!」
バチーンッ

いい音を立てて優さんの頭を叩いた。
誰がかは分かるよね・・・?

この後は2人の口喧嘩が
なかなか止まらなかった。

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