危険な同居人!?
「優、ありがとうっ!!」
「いーえ」
あたしのテンション上がり中。
てか、まなは積極的だな~・・・
うらやましいよ~・・・

いや!今は一緒に行けるだけで
十分進歩だっ!
そう考えているうちに着いた。                                                                           
「ただいまーっ!!」
「2人ともおかー」

輝の返事を聞かずとっさに
優雅の部屋に向かうあたし。

とんとんっ
「優雅ぁぁっぁ!?」

しーん。
いないの・・・!?
「ちょっと入るよ?」

ガチャ
「・・・あぁ?」
目の前に現れたのは
上半身裸の優雅。
きっと風呂にでも入ったんだろう。

「何?俺の裸見に来たの?」
にやっと笑ってこいつは言った。
「・・・失礼しました」

後にしようとあたしは扉を
閉めた。
はずだった。

「待てよ、用は?」
「・・・3日後友達のデートに
一緒に行って欲しいのですが・・・」

「何が悲しくて観察しなけりゃ
駄目なんだよ」
「あんたの相手はいるよっ!
めっちゃ可愛い!」

思い出せば彩香はすごく可愛い。

「へ~、ならいいよ」
はや・・・
「でも手出さないでね!
男嫌いだから!
ぜぇぇぇっったい!!」

「俺が男嫌い治す」
・・・勝手に言ってろ。
「まぁだしたらぶっとばすからねっ!」
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