‡不思議な彼は雨男
「それはー…」
ないけど。。
「ちなみに僕は水だから、服なんかはこういう系の色しかだせないんだ。」
レインは自分の水色の服を指差した。
「ピンクとかは?」
「無理だね。」
‥即答だ。
今のレインならなんでも答えてくれそうだ。
私は一番聞きたかった質問をしようとした。
「レイン。何で私をー…」
「知っていたのかについても話さないとね。」
あ 読まれてた。
「僕が君と初めて出会ったのは‥もう十年も前だよ。」
レインは十年前について話して聞かせてくれた。