高校生マフィア02
「ったく…」
って言っても、慧と未月をからかってばっかの俺が悪いんだけど…
こんなにあんのかよー…
「えーっと…」
つか、原稿の題材…
パラッと原稿用紙の間に挟(はさ)んだプリントを見た
「!!」
くるっと慧を見た
「………」
慧は無言で小さくうなずいた
プリントの下に小さく達筆な慧の字で
《仕事。ハッキングよろしく》
って…
《ピロリロリン♪》
「??」
その瞬間、足元の自分のスクバの中から音楽が流れた
パソコンにメールが届いたんだ
ガチャッ
画面を開いてメールを見ると、俺達のボス。朱雀さんから何かのアドレスだけが送られてきた
「今日中は無理そう。原稿」
いいよね。《ハッキング》っていう仕事あるし
「無理じゃない。原稿も今日中で」
「何ッ!?」
「さ、俺の仕事終わり。未月は?」
「あ、私も…」
一ノ瀬 卓真-イチノセ タクマ-
3年A組
天才ハッカー
って言っても、慧と未月をからかってばっかの俺が悪いんだけど…
こんなにあんのかよー…
「えーっと…」
つか、原稿の題材…
パラッと原稿用紙の間に挟(はさ)んだプリントを見た
「!!」
くるっと慧を見た
「………」
慧は無言で小さくうなずいた
プリントの下に小さく達筆な慧の字で
《仕事。ハッキングよろしく》
って…
《ピロリロリン♪》
「??」
その瞬間、足元の自分のスクバの中から音楽が流れた
パソコンにメールが届いたんだ
ガチャッ
画面を開いてメールを見ると、俺達のボス。朱雀さんから何かのアドレスだけが送られてきた
「今日中は無理そう。原稿」
いいよね。《ハッキング》っていう仕事あるし
「無理じゃない。原稿も今日中で」
「何ッ!?」
「さ、俺の仕事終わり。未月は?」
「あ、私も…」
一ノ瀬 卓真-イチノセ タクマ-
3年A組
天才ハッカー