高校生マフィア02
「?」
「お、大祐ー」
顔を上げると首にタオルをかけた大祐が超笑顔で立っていた
「何、春樹が教えてんの?」
「ああ。ほんとどうしてこうなった」
「出た。春樹のオタク発言」
「オタクじゃねーし」
大祐は俺の反論を軽くかわしながらロッカーを漁った
冬にしては暑そうだった。つーか、シャツ一枚だし
陸は椅子を揺らしながら大祐に聞いた
「大祐、部活にでも顔出したのか?」
「あ?ああ、汗?ちょっとさっきまで体育科のパシリで1階から4階まで往復してたんだよ」
「へー…」
大祐、体力あるよな。陸もだけど
まだ部活に顔出すとかすげーな。俺全然だわ
「でももう帰るし。春樹と陸も帰ろうぜ」
「おー」
「え、春樹、帰んの!?」
俺が席を立つと陸がガタッと椅子から落ちそうになった
「お前帰んないのかよ」
「いや、俺まだ聞きたいとこあるし!」
「あーもー数学科の先生に聞けよ。スズちゃんとかさ。残りは俺もよく分かんねーし」
「行かねーの?」
「あ大祐、俺は帰る。今すぐ帰る」
「待てよいや待って下さいっ」
「お、大祐ー」
顔を上げると首にタオルをかけた大祐が超笑顔で立っていた
「何、春樹が教えてんの?」
「ああ。ほんとどうしてこうなった」
「出た。春樹のオタク発言」
「オタクじゃねーし」
大祐は俺の反論を軽くかわしながらロッカーを漁った
冬にしては暑そうだった。つーか、シャツ一枚だし
陸は椅子を揺らしながら大祐に聞いた
「大祐、部活にでも顔出したのか?」
「あ?ああ、汗?ちょっとさっきまで体育科のパシリで1階から4階まで往復してたんだよ」
「へー…」
大祐、体力あるよな。陸もだけど
まだ部活に顔出すとかすげーな。俺全然だわ
「でももう帰るし。春樹と陸も帰ろうぜ」
「おー」
「え、春樹、帰んの!?」
俺が席を立つと陸がガタッと椅子から落ちそうになった
「お前帰んないのかよ」
「いや、俺まだ聞きたいとこあるし!」
「あーもー数学科の先生に聞けよ。スズちゃんとかさ。残りは俺もよく分かんねーし」
「行かねーの?」
「あ大祐、俺は帰る。今すぐ帰る」
「待てよいや待って下さいっ」