高校生マフィア02
「もしかしたら、この前の俺達の所に来た連中の一人…かもしれないですね」
シャーペンのノック部分を顎に当てて考えるポーズが妙に絵になる慧が呟くくらいの声量で言った
「えっ、俺、そのモヤシみてーなヤツにやられたの!?女の子も居たんだろ!?」
「まだ決まった訳じゃない。ただ思っただけだ」
春樹の明らかにショックを受けた様子なのをシカトして、慧はまた黙々と数学の問題を解き始めた
「はー…腕いてーし訳分かんねーし、何なんだよもー」
「せいっ」
「いってぇ!」
卓真の反撃の蹴りが痛い
シャーペンのノック部分を顎に当てて考えるポーズが妙に絵になる慧が呟くくらいの声量で言った
「えっ、俺、そのモヤシみてーなヤツにやられたの!?女の子も居たんだろ!?」
「まだ決まった訳じゃない。ただ思っただけだ」
春樹の明らかにショックを受けた様子なのをシカトして、慧はまた黙々と数学の問題を解き始めた
「はー…腕いてーし訳分かんねーし、何なんだよもー」
「せいっ」
「いってぇ!」
卓真の反撃の蹴りが痛い