Dな彼は私のもの

由乃の手をとって、ソファーに押し倒す

 「ちっとも変わってないですね…あなたは…僕の気持ちに気づいてないんですか?」

由乃はきょとんと目を丸くして

 「えっ…気持ち?…ん…」
 「キスするだけが恋人だと?」

その時の光の顔が見たことのない男の顔だった


< 66 / 161 >

この作品をシェア

pagetop