身長差15センチの関係 3
「だめだよ、そんなっ」
姉の発言に、高志はぶるぶると首を振った。
一緒にライトもぶるぶる揺れる。
「…………」
説得しても時間の無駄なので、鈴璃は黙って高志の方へと向かった。
ガラガラガラッ。
半端なくガラス戸を全開。
高志の両肩をつかんで身体ごと自分にむける。
「わっ」
瞬間、高志の目に入っただろう鈴璃のオールヌード。
が、それは本当に瞬間。
高志は目を固く閉じ、いけないものを見ないようにしていた。