身長差15センチの関係 3

「お姉ちゃん」
「なに?」

鈴璃は、内面の揺れを完璧に隠して返事をした。

「風邪ひくといけないから起こしたけど、まだ肩揉みする?」

「そうね」

考える鈴璃。

「夕飯までの間、もう少しお願い」

母の手伝いにいくべきだと思ったが、誘惑に負けた。

再び弟に身を任せる鈴璃。

今度は寝ないように気をつけて、至福の時をいっぱいに味わった。

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