白い月〜destiny〜
映画館の前に着くと 美月は先に来て待っていた。
壁に飾られた映画のポスターを眺めている。
それはどうやら恋愛物のようだった。
「ごめん。ちょっと遅れたかな。」
後ろから声をかけると すぐに美月は振り返って笑顔を見せた。
「ううん。私もさっき来たところだから。」
「その映画見たいの?」
僕は美月が見ていたポスターを指差した。
「うん。私の好きな小説が映画化されたものだから。」
「へぇ…。」
壁に飾られた映画のポスターを眺めている。
それはどうやら恋愛物のようだった。
「ごめん。ちょっと遅れたかな。」
後ろから声をかけると すぐに美月は振り返って笑顔を見せた。
「ううん。私もさっき来たところだから。」
「その映画見たいの?」
僕は美月が見ていたポスターを指差した。
「うん。私の好きな小説が映画化されたものだから。」
「へぇ…。」