白い月〜destiny〜
木枯らし
今日僕はかなり早く起きて念入りに洗車をした。
久しぶりの運転だけど 大丈夫かな。
父親が庭に出てきた。
「なんだ優。デートか?」
「いや…別に。」
寒いからか それともそっけない僕の答えにがっかりしたのか 父親は背中を丸めてすぐに戻って行った。
悪いとは思ったが 今に始まった事じゃない。
美月は今頃弁当を作ってるだろうか。
今日は僕の車に美月を乗せてドライヴだ。
自然と頬がゆるむ。
僕達は何度となく会っていたが なかなか休みが合わないので 朝から一日一緒なのは初めてだった。
久しぶりの運転だけど 大丈夫かな。
父親が庭に出てきた。
「なんだ優。デートか?」
「いや…別に。」
寒いからか それともそっけない僕の答えにがっかりしたのか 父親は背中を丸めてすぐに戻って行った。
悪いとは思ったが 今に始まった事じゃない。
美月は今頃弁当を作ってるだろうか。
今日は僕の車に美月を乗せてドライヴだ。
自然と頬がゆるむ。
僕達は何度となく会っていたが なかなか休みが合わないので 朝から一日一緒なのは初めてだった。