白い月〜destiny〜
美月の家の近くの駅まで迎えに行く。

美月が建っているのが見えた。

軽くクラクションを鳴らすと 美月は僕に気付いて手を振った。

僕は手は振らずに 軽く上げるだけにした。


ちょっとカッコつけすぎかな。


美月を助手席に乗せるとアクセルを踏んでドライヴに出発した。

僕は嬉しくて ついついスピードを出してしまいそうになるのをこらえていた。
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