白い月〜destiny〜
12階のボタンを押すとエレベーターはゆっくり上昇を始めた。
「今日は朝まで徹夜だな。俺達の仕事が終わらない限り 他の部所も動けないからな。製造の奴らなんか きっと首を長くして待ってるぞ。」
「あぁ そうだね…。」
僕の様子が明らかにおかしいことに 宮川は気付いたようだった。
「お前…本当に大丈夫か?生気を感じないんだけど。」
「そうかもね…。」
僕は力無く笑った。
エレベーターは12階に到着し 僕達は自分の仕事場のドアを開けた。
部屋にはまだ誰もいなかった。
僕は鞄をデスクの上に放り投げると ぐったりと椅子に座り込んだ。
「実はさ…。」
「今日は朝まで徹夜だな。俺達の仕事が終わらない限り 他の部所も動けないからな。製造の奴らなんか きっと首を長くして待ってるぞ。」
「あぁ そうだね…。」
僕の様子が明らかにおかしいことに 宮川は気付いたようだった。
「お前…本当に大丈夫か?生気を感じないんだけど。」
「そうかもね…。」
僕は力無く笑った。
エレベーターは12階に到着し 僕達は自分の仕事場のドアを開けた。
部屋にはまだ誰もいなかった。
僕は鞄をデスクの上に放り投げると ぐったりと椅子に座り込んだ。
「実はさ…。」