白い月〜destiny〜
しばらくして美月は少し落ち着きを取り戻すと 僕を見て言った。
「ごめんね。優。優までびしょ濡れだね。」
「いいよ。もし風邪をひいたら美月に看病してもらうから。」
美月はいたずらっぽく言った。
「…高いよ?」
「えー?お金とるの?」
「優だから特別タダにしてあげる」そう言って美月は笑った。
まだ涙は止まっていなかったけど。
「帰ろう。みんな待ってるよ。」
僕は美月の手をひいて立った。
そしてびしょ濡れの僕達は みんなの待つ所へ帰るため 歩きだした。
「ごめんね。優。優までびしょ濡れだね。」
「いいよ。もし風邪をひいたら美月に看病してもらうから。」
美月はいたずらっぽく言った。
「…高いよ?」
「えー?お金とるの?」
「優だから特別タダにしてあげる」そう言って美月は笑った。
まだ涙は止まっていなかったけど。
「帰ろう。みんな待ってるよ。」
僕は美月の手をひいて立った。
そしてびしょ濡れの僕達は みんなの待つ所へ帰るため 歩きだした。