白い月〜destiny〜
優しそうな女性がこちらに向かって歩いてくる。
「ここにいたの?もう 心配したじゃない。」
「ごめんなさい。ママ。」
ミクちゃんは甘えるように母親に抱きついた。
「お姉ちゃんに このお星様もらったの。ミクがエライからあげるって。」
母親はエッという顔で私を見た。
「そんな…すみません。」
すっかり恐縮しているようだ。
「ここにいたの?もう 心配したじゃない。」
「ごめんなさい。ママ。」
ミクちゃんは甘えるように母親に抱きついた。
「お姉ちゃんに このお星様もらったの。ミクがエライからあげるって。」
母親はエッという顔で私を見た。
「そんな…すみません。」
すっかり恐縮しているようだ。