白い月〜destiny〜
「ご迷惑じゃなければ貰ってください。…今日はクリスマスですから。」


「もう…本当にどうもすみません。ミク。お姉ちゃんにお礼を言って。」

「はーい。お姉ちゃん。どうもありがとう!」

母親はミクちゃんの手をとった。


「それじゃ帰るわよ ミク。」

「うん。お姉ちゃん バイバイ!」


「バイバイ。ミクちゃん。」


私は笑顔で手を振った。



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