白い月〜destiny〜
それから 優と私は食事をしたり買い物をしたり…普通のデートを楽しんだ。

いつもと違うのは 今日がクリスマスイヴだという事。

街はクリスマスソングが流れ どの恋人達もみなステキに見えた。


「今日の美月は いつもの美月とちょっと違うね。」


「どう違うの?」


「なんていうか…いつもよりキレイだよ。」

優は耳まで真っ赤にして さっさと歩きだした。


私も顔を真っ赤にして 優の腕に自分の腕を絡ませると 優の頬にキスをした。


「優…大好き。」


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