白い月〜destiny〜
僕は一人ラウンジに取り残された形になった。


美月を幸せにする自信はあったし 美月を幸せにできるのは僕しかいないと思っている。


でも…ここで暮らす事が美月にとって幸せなら そうするのがいいのかとも思う。


美月が着いて来てくれるなら 連れていきたいが。

ボヤボヤするなよ…か。

僕は宮川と違って強引にはできない。


僕って優柔不断だな…。

大きな溜め息をついても 胸のモヤモヤは増すばかりだった。



< 289 / 374 >

この作品をシェア

pagetop