白い月〜destiny〜
僕がキスだけで終わらせるつもりがないことを美月は悟ったようだ。


「待って優。シャワーは?」


「いい。」


「でも…あの…。」


僕はムクッと起き上がると さっさと部屋の電気を消した。


「これでいいでしょ?」


「うん…。」


美月は目を閉じた。




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