白い月〜destiny〜
お義母さんが夕食も食べていきなさいと言うので 私は仕度を手伝った。

すると優から電話がきた。


『今仕事終わったところだよ。美月は今家にいるのかな?』


「お疲れ様。今ね 優の家でお義母さんと晩御飯作ってたから。早く帰ってきてね。」


電話の向こうで優はかなり驚いていた。

『えぇー!なんで!?』


「すぐ帰るから」と言って電話は切れてしまった。


「すぐ帰ってくるそうですよ。」

私とお義母さんは顔を見合わせて笑った。

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