白い月〜destiny〜
涼太と晴香の動きがぴたっと止まった。

そして二人同時に叫んだ。



「三回目―!?」



「何?誰と!?」

「涼太じゃないのは確かでしょ。私でもないから…」

そしてまたまた同時に叫んだ。



「美月―!?」



彼…内山さんは穏やかに答えた。

「そうだよ。偶然だけど…これで三回目なんだ。」
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