白い月〜destiny〜
涼太と晴香が二人でじゃれあっている間 私のグラスが空になっているのに気付いた彼が話かけてきた。
「何か頼みますか?」
「ああ いえ もう。明日は朝から仕事なので。ウーロン茶にします。」
「じゃあ僕もそうします。」
彼はウェイターにウーロン茶を二つ頼んだ。
「でも…今日は驚きました。昨日 宮川に親友と会うからおまえも来いって誘われて。てっきり男性だと思っていたから…まさかあなたがくるとは。」
ウーロン茶が運ばれてきて 私は一口飲んだ。
「本当ですね。私もびっくりして…。すごい偶然ですね。」
「今日は来て良かったです。久しぶりに楽しめました。」
「私もです。楽しかった。」
彼は…彼はなんて穏やかな優しい声で話すんだろう。
心地良い 波の音のように…。
「何か頼みますか?」
「ああ いえ もう。明日は朝から仕事なので。ウーロン茶にします。」
「じゃあ僕もそうします。」
彼はウェイターにウーロン茶を二つ頼んだ。
「でも…今日は驚きました。昨日 宮川に親友と会うからおまえも来いって誘われて。てっきり男性だと思っていたから…まさかあなたがくるとは。」
ウーロン茶が運ばれてきて 私は一口飲んだ。
「本当ですね。私もびっくりして…。すごい偶然ですね。」
「今日は来て良かったです。久しぶりに楽しめました。」
「私もです。楽しかった。」
彼は…彼はなんて穏やかな優しい声で話すんだろう。
心地良い 波の音のように…。