白い月〜destiny〜
僕も自分の仕事を始めた。


僕と宮川の所属する部所は いろんな機械の電気系統を設計する仕事をしている。

自分のノルマをこなせばいいので 出社時間は比較的自由だ。

たいていは朝出社して夜帰るが 日によっては夜中から朝までぶっ通しで会社にいることもある。


黙々と仕事をしていたら 昼過ぎになっていたようだ。


「どうだ?はかどってるか?良かったら一緒に昼飯でも行こうぜ。」

「そうだな。もう2時か。さすがに腹減ったよ。」

僕達はスーツの上着をはおると 会社の近くの定食屋に行くことにした。

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