白い月〜destiny〜
仕事が終わり 家に着いた頃には もう21時を過ぎていた。

とりあえずシャワーを浴びて部屋着に着替え 缶ビールを飲んだ時 彼女の事が頭に浮かんだ。

アドレスは昨日聞いてある。


メールしてみようか。


馴れ馴れしいと思われるかもしれないな。

僕は机の上に置いた携帯電話を見つめながらしばらく悩んでいた。


昨日の挨拶程度なら失礼じゃないだろう。

僕は決心して携帯を手にとった。
< 59 / 374 >

この作品をシェア

pagetop