白い月〜destiny〜
僕は深呼吸を一つすると 彼女からのメールを読んだ。


『こんばんは。メールありがとうございます。私も昨日はとても楽しかったし 内山さんとお話できてとても嬉しかったです。またお会いできるといいですね。』


僕は嬉しくなった。

昨日の彼女の笑顔が浮かんだ。


この僕が女性とメールするなんて…。

学生の時に付き合った女性はいたけど 用事があれば電話でちょっと話すだけだったのに。

僕はもう一度メールを送った。


『僕も相原さんと話せて嬉しかったです。明日も朝から仕事ですよね?夜遅くにすみませんでした。』

< 62 / 374 >

この作品をシェア

pagetop