白い月〜destiny〜
『今朝はメールありがとう。今会社の近くの公園でサンドイッチを食べてます。美月はもうお昼食べましたか?』

どうでもいい内容だったが 僕はワクワクしていた。


しかし…。

昼休みが終わりに近づいても美月からのメールはこなかった。

僕は仕方なくベンチから立ち上がり 会社に戻ることにした。


忙しいのかな。

知り合ったばかりなのに調子に乗ってしまったか。


でも…なんだろう この胸のモヤモヤは?

やっぱり僕は彼女を好きになりかけている。


いや多分…もう美月が好きなんだ。
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