白い月〜destiny〜
家に着くと 僕はさっそく携帯を取り出した。


新着メール1件。


『返事が遅くなってごめんなさい。今日は夜勤なので昼間は寝ていたんです。優が仕事終わる頃私は仕事なのですれ違いですね。では頑張ってきます!』

そうか 今日は夜勤だから今頃は仕事か。

すぐに返事がこないのはわかっていたが 僕は美月にメールを送った。

『夜勤ということは朝まで仕事なのかな。当たり前ですよね。頑張ってください。美月がこれを読む頃 僕はもう寝てると思うので おやすみを言っておきます。おやすみなさい。また明日。』


僕は美月とのメールのやり取りが楽しくてしょうがなかった。

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