君だけに夢をもう一度
コンサート会場内に入ると、各ブロック形式にしきられている。
姉と正和の席は、ステージから近い席だった。
正和が、芝生の席から見渡すと、大勢の人達がコンサート開始を、今かと待ち望んで楽しんでいる様子だった。
正和の隣の席は若い男女がいる。
手をつないで楽しそうに会話をしている。
どうやら、恋人同士のようだ。
ステージを見ると、たくさんの照明と大きなスピーカーがあって、中央には楽器が置いてある。
正和は、こんな大きな会場だと、ダイナミックに演奏できるだろうなと、素直に思った。
やがて、コンサートの開演時間になった。
どこからか、手拍子が起こり、たちまち会場全体に拡がる。
ステージに照明があたり、メンバーが現れる。
大きな歓声がわき起こった。
メンバーは、自分の担当楽器の前で演奏の準備をする。
ボーカルの桑田佳祐だけが登場していない。
『桑田! 桑田!! 』 と、大勢のファンがコールする。
やがて、演奏が始まりステージの照明がおちる。
姉と正和の席は、ステージから近い席だった。
正和が、芝生の席から見渡すと、大勢の人達がコンサート開始を、今かと待ち望んで楽しんでいる様子だった。
正和の隣の席は若い男女がいる。
手をつないで楽しそうに会話をしている。
どうやら、恋人同士のようだ。
ステージを見ると、たくさんの照明と大きなスピーカーがあって、中央には楽器が置いてある。
正和は、こんな大きな会場だと、ダイナミックに演奏できるだろうなと、素直に思った。
やがて、コンサートの開演時間になった。
どこからか、手拍子が起こり、たちまち会場全体に拡がる。
ステージに照明があたり、メンバーが現れる。
大きな歓声がわき起こった。
メンバーは、自分の担当楽器の前で演奏の準備をする。
ボーカルの桑田佳祐だけが登場していない。
『桑田! 桑田!! 』 と、大勢のファンがコールする。
やがて、演奏が始まりステージの照明がおちる。