〈企〉キス、キス、キス
「あっ、

もうすぐ俺ん家だ「あっくん……」」


私は足を止めた。

それにつられてかあっくんも足を止めた。


「あっくん足速い……」

「ははっだって俺の方が足長いもん。

だから歩幅だって俺の方があるでし」


あっ、

また笑った。


可愛い♡


そう思って笑ったらあっくんは私を置いて自分の家の前に歩き始めて行ってしまった。


「あっくん速い~!!」

先行かないでよ…。



なんか私今、

歩幅の違いに距離感じちゃった……。
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