アナタに届け~私の歌声~
~授業開始~
「ねぇ?この
隣の子はだれ?」
私は前の席の
明日香と準に
聞いた。
「あ~…そこはね~
陸の席だよ~!」

「り…く…?」

「そう!荒井陸!」

「へ~…荒井君…」

「荒井君じゃなくて
陸でいいよ。」
後からいきなり
声がしてつい声を
上げてしまった。

「ひゃぁっ!!」
彼はニッコリ
微笑んで
「よろしくね?
美歌?」

「えっ…?」
彼のいきなりの
挨拶に手間取って
苦笑いをした。

「あっ!ごめんね!
俺は荒井陸!」

「あっ…隣りの席の…」
やっと理解ができた…

「よっ…よろしく…
荒井…「陸でいいって
ば~!」

「あっ…うん
よろしく…陸…」

「うん!よろしく」
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