アナタに届け~私の歌声~
屋上
******
今は昼休み。
私は屋上にいる。
「ん~~!気持ちいい~!」
私は青く清んだ空に
向かって歌った…
[あの日君と出会って
入なければ、今の僕は
ここにいない…
あの日君は闇の中から
僕を光の世界に
戻してくれたね……
ありがとう…
感謝してもしきれない
くらいの恩…
あの時君を離さないと
誓ったのに……
僕は…
守れなかったね…
きっと弱虫な僕だから
君を取り返せなかった…
君が僕から離れて行った
理由も知らずに……
でも、今はもう君が
居なくても歩いて行ける…
僕を救ってくれて
ありがとう…
もう僕は振向かない…
君の為にも僕のためにも…
もう…振向かずに歩いて
行く…
さようなら…]
「はぁ~~…」
「す…げっ…」
「へっ!?」
そこには陸の
姿があった…
陸…?泣いてる…?
「大丈夫…?陸…」
「あっ…ごめん…
なんか感動した…
美歌の歌声きれいだし…
詞もめっちゃっよかった…」
ドキンッ…
何…?
『歌声きれい』なんて
何回も言われた事
あるのに…
なんか陸の言葉が
特別に聞こえる……
「あっ…ありがとう…」
「美歌…歌の部に
入ってくんね?」
「歌…の部…?」
ここの学校にもあるん
だ……。
「あぁ…でも廃部
仕掛けてる…俺…
歌が好きだから
潰したくないんだ…」
「陸…」
さっき見た表情とは
比べもにならないくらいの
真剣な瞳だった……
「うん!入る!」
今は昼休み。
私は屋上にいる。
「ん~~!気持ちいい~!」
私は青く清んだ空に
向かって歌った…
[あの日君と出会って
入なければ、今の僕は
ここにいない…
あの日君は闇の中から
僕を光の世界に
戻してくれたね……
ありがとう…
感謝してもしきれない
くらいの恩…
あの時君を離さないと
誓ったのに……
僕は…
守れなかったね…
きっと弱虫な僕だから
君を取り返せなかった…
君が僕から離れて行った
理由も知らずに……
でも、今はもう君が
居なくても歩いて行ける…
僕を救ってくれて
ありがとう…
もう僕は振向かない…
君の為にも僕のためにも…
もう…振向かずに歩いて
行く…
さようなら…]
「はぁ~~…」
「す…げっ…」
「へっ!?」
そこには陸の
姿があった…
陸…?泣いてる…?
「大丈夫…?陸…」
「あっ…ごめん…
なんか感動した…
美歌の歌声きれいだし…
詞もめっちゃっよかった…」
ドキンッ…
何…?
『歌声きれい』なんて
何回も言われた事
あるのに…
なんか陸の言葉が
特別に聞こえる……
「あっ…ありがとう…」
「美歌…歌の部に
入ってくんね?」
「歌…の部…?」
ここの学校にもあるん
だ……。
「あぁ…でも廃部
仕掛けてる…俺…
歌が好きだから
潰したくないんだ…」
「陸…」
さっき見た表情とは
比べもにならないくらいの
真剣な瞳だった……
「うん!入る!」