★大切な言葉★
それから暫くして先に起きたのが明美だった…

「ふぁぁぁ…」

起きて隣を見たら…誰かがいたので眼を擦ってよ~く見たら…

「な、な、な、何で~」

するとその大きな声で景吾は起きてしまった…

「おはよう、明美」

「おはようじゃないわよ!何で居るのよ」

「明美を探してたら、疲れて眠ってしまったんだよ」

「そっちのベッドで寝ればいいじゃない」

「何で?」

「何で?って…人が寝てたら普通はそうするでしょう」

「そうか?」

呆れた明美はベッドから出ようとしたら景吾に押し倒されてしまった…

「ちょっと!何?」

「誰も居ないからチャンスだと思って」

「チャンスって…まさか!」

「うん、俺の物にするな」

そう言って明美を抱こうとした時に、保健室に入ってきた人がいたので、明美は急いでベッドから逃げた。すると保健室に居たのは同じクラスの男だった…

「あれ?何でここに?」

「え~と…」

そこに景吾がベッドから出てきたので、クラスの男は…

「ゴメン、邪魔したな」

って言ったので明美は訂正しようとしたら景吾に口を手で押さえられた…

「…」

景吾はその男に…

「頼むこの事は内密に」

「ああ、わかったよ」

そう言って男は急いで保健室を出て行った。すると景吾は明美に…

「これで俺達が付きあってるって噂されるぜ」

「何でよ!今、口止めしたじゃん」

「アイツは口が軽いから無理だな」

「信じられない」

「何で?」

「訂正しようとしたのに…」

「そうだったの?」

「知ってたくせに」

景吾は誤魔化してしたので、明美は怒っていた…

「最低!」

明美は部屋を出ようとしたら景吾にキスされてしまった。それもこの前よりも時間をかけて…








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