アンバランスな恋心
「まこ……」

光ちゃんが私の耳をかじる

温かい息が
耳にかかる

私は光ちゃんの手を握って
吐息をもらした

「ベッド…いこ」

耳にささやく
光ちゃんの声が
私の心をキュンとさせる


私は小さく頷くと
光ちゃんと手を繋いだまま






寝室に向かった
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