アンバランスな恋心
「光汰がそう言ったんですか?
私と付き合ってるって」
「いえ…でも
一緒にアパートにいたから」
ココさんが
首を横に振った
「ゴールデンウイーク前までなら
付き合ってました
付き合ってるって言うほどの
関係はなかったんですけどね
光汰には忘れられない人がいるみたいで
だから友達に戻りました」
「そうなの?」
「はい
今は良い親友です
真琴さんを見て
すぐにわかりました
光汰の好きな人だって
光汰、必死な顔してましたから」
「必死?
どうしてあなたにわかるの?」
「クールじゃないから…ですかね?
真琴さんを見る目が
全然、違ったから」
ココさんは
寂しそうにほほ笑んだ
もしかしてまだ
光ちゃんのことが
好きなのかもしれない
好きだから
光汰の想いがわかるのかもしれない
私たちは
光汰の話をした
ううん
大学に通っている光汰の話を
私はココさんに
してもらった
私は光汰の大学生活を
知らないから
私と付き合ってるって」
「いえ…でも
一緒にアパートにいたから」
ココさんが
首を横に振った
「ゴールデンウイーク前までなら
付き合ってました
付き合ってるって言うほどの
関係はなかったんですけどね
光汰には忘れられない人がいるみたいで
だから友達に戻りました」
「そうなの?」
「はい
今は良い親友です
真琴さんを見て
すぐにわかりました
光汰の好きな人だって
光汰、必死な顔してましたから」
「必死?
どうしてあなたにわかるの?」
「クールじゃないから…ですかね?
真琴さんを見る目が
全然、違ったから」
ココさんは
寂しそうにほほ笑んだ
もしかしてまだ
光ちゃんのことが
好きなのかもしれない
好きだから
光汰の想いがわかるのかもしれない
私たちは
光汰の話をした
ううん
大学に通っている光汰の話を
私はココさんに
してもらった
私は光汰の大学生活を
知らないから