アンバランスな恋心
「僕は真琴に怒鳴りたいよ」
光ちゃんは私に背を向けて
腕を強く引っ張った
エレベータに乗り込むと
激しくキスをした
監視カメラがあるのに
光ちゃんは
気にせずに
私にキスをする
ドアが開くと
私を引きずるように
腕をぐいぐいと引いた
「鍵、開けてよ
話は部屋に入ってからしよう」
口調は穏やかだけど
光ちゃんの全身からは怒りのオーラが
出ていた
部屋にあげたら
私は光ちゃんに怒鳴られる
そう思った
私は鍵を出すと
穴の中にキーを入れようとした
でも手が震えていて
かちゃかちゃとぶつかり合う音だけで
穴の中に鍵が入っていかない
「真琴」
光ちゃんが私の手の上に
手を重ねてきた
光ちゃんの温もりが伝わってきた
光ちゃんの手が
鍵穴に鍵を差し込んでくれる
がちゃりとドアのロックが外れた
光ちゃんは私に背を向けて
腕を強く引っ張った
エレベータに乗り込むと
激しくキスをした
監視カメラがあるのに
光ちゃんは
気にせずに
私にキスをする
ドアが開くと
私を引きずるように
腕をぐいぐいと引いた
「鍵、開けてよ
話は部屋に入ってからしよう」
口調は穏やかだけど
光ちゃんの全身からは怒りのオーラが
出ていた
部屋にあげたら
私は光ちゃんに怒鳴られる
そう思った
私は鍵を出すと
穴の中にキーを入れようとした
でも手が震えていて
かちゃかちゃとぶつかり合う音だけで
穴の中に鍵が入っていかない
「真琴」
光ちゃんが私の手の上に
手を重ねてきた
光ちゃんの温もりが伝わってきた
光ちゃんの手が
鍵穴に鍵を差し込んでくれる
がちゃりとドアのロックが外れた