アンバランスな恋心
耳たぶを噛んで
それから首筋にキスをして

数秒間

私の動きを観察する


私と目と目を合わせて
私がほほ笑むと

光ちゃんは唇にキスをするの

それからはもう何がなんだか
わからなくなる




光ちゃんの手が
光ちゃんの声が
光ちゃんの息遣いが


全てが魅了する

私の体を愛する光ちゃんが
格好良くて





良すぎて






私の意識が
飛びそうになる
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