アンバランスな恋心
時は戻らない


送ったメールを無かったことにはできない

私は夜道を歩きながら
深いため息をついた


手の中で携帯が震えた


え?
返事がきたの?

光汰から?

だって夜中よ
きっと寝ていたはずよ


私は大急ぎで携帯を開いた
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