アンバランスな恋心
昔、スーちゃんに美味しいもの
食べてもらいたくて
料理を作ったことがあった
母親が男と出ていってすぐの頃
そのときも
料理が失敗して
火事になりそうになった
瑛ちゃんに怒られた
瑛ちゃんが好きなときも
結局
私は瑛ちゃんに振られて
どうしようもなくて
光ちゃんの気持ちを利用して
ひどいことをした
私は一つ一つの行動が
不器用で
うまくいかない
結局、失敗して
まわりに迷惑ばかり
「どんくさい女だわ」
独り言を呟いた
ソファに座って
新しい携帯を見つめた
新しい携帯には
まだ光ちゃんと瑛ちゃん
そしてスーちゃんの番号しか
入ってない
私の新しいアドレスも
光ちゃんと瑛ちゃん
そして
スーちゃんしか知らない
私の世界はそれだけ十分だ
狭くていい
広くなくていい
広いと
私は過ちを犯すから
そんな気がする
食べてもらいたくて
料理を作ったことがあった
母親が男と出ていってすぐの頃
そのときも
料理が失敗して
火事になりそうになった
瑛ちゃんに怒られた
瑛ちゃんが好きなときも
結局
私は瑛ちゃんに振られて
どうしようもなくて
光ちゃんの気持ちを利用して
ひどいことをした
私は一つ一つの行動が
不器用で
うまくいかない
結局、失敗して
まわりに迷惑ばかり
「どんくさい女だわ」
独り言を呟いた
ソファに座って
新しい携帯を見つめた
新しい携帯には
まだ光ちゃんと瑛ちゃん
そしてスーちゃんの番号しか
入ってない
私の新しいアドレスも
光ちゃんと瑛ちゃん
そして
スーちゃんしか知らない
私の世界はそれだけ十分だ
狭くていい
広くなくていい
広いと
私は過ちを犯すから
そんな気がする