【完】††Rising††
「だいたいクラスでは地味〜に生きてるお前が、バンドかよ!」



「うるっさい!あんたこそ何時もはすかした集団のドンのくせに、ドラムなんかしちゃってさ!」



一触即発の俺達。



バチバチと火花を散らして睨み合う。



そんな俺達を止めたのは



「…ぶっ!ぶははは!!」



銀髪の男の笑い声だった。



「な゛!?滅多に笑わない礼治が笑った。」



赤毛も佐々原美恵も口をあんぐりさせている。



俺は不服だ!



何だコイツって感じだよ!



親父の知り合いみたいだけどコイツ等腹立つ。
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