【完】††Rising††
「契約しちゃったもんはしょうがない!チャレンジしろよ〜」



親父にはそんな風に言われた。



ホント、テキトーな奴だ。



「いいのかよ、息子の将来そんな感じで!」



「いいんじゃん?…自分の将来、好きなようにやれ!太一。」



こんな時、親父みたいなのが肉親で良かったと心から思う。



「まぁ、暁なら、大丈夫だ!」



親父はカッカッカ!と笑いながら俺のメロンソーダ色の髪の毛をくしゅくしゅした。
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