【完】††Rising††
職員室を親父と出ると



ドアの前に美恵が待っていた。



「ねっ?とっておきの秘策だったでしょ?」



満足げな顔は他の奴には見せたくないような顔。



って、彼氏か俺は。



「まさか親父使ってくるとは思わなかった。」



「ふふっ幸久さん、協力ありがとう!」



「おぅ!可愛い子の言うことは何でも聞いたげるよ!」



親父の言葉にどん引きする俺。



お前は幾つだ。


母さん死んだからって若い子に盛るなや。
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