【完】††Rising††
俺と美恵はその素顔にビビることになる。



「…お前、織田順平じゃん!」



「…よ。ハイジ、佐々原さん。」



バツが悪そうなそのツラ。



そりゃそうだ。



J…織田順平は



なんとなんと、俺と美恵のクラスメイト。



つか、我が二年四組の学級委員長だ。



「信じらんない。委員長がSUGAR BEATのJ!?」



「いや…まさか、同じクラスのしかもやんちゃグループのリーダーと地味女子代表とここで会うなんて…。」



困り顔の順平。



俺だってまさか、クラスメイトがJだとは思わなかった。



びっくり仰天とは、このことだ。
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