【甘短編】ヤンデレなヤクザに好かれて…
「月夜は黙ってて!宗吾…今あたしの家は、家計はピンチなの!」



これは嘘。まぁ、ピンチなのは本当だけど、あたし達は多分平気。



「だから、宗吾が食べるご飯ないの!」



両親は、居ない。でも、遺産があるから平気なんだ。後たまにケーキ屋でバイトしてるし。



「ご飯なら……これ」


そう言いながら宗吾は、炊飯器のある台所にゆっくり移動する。

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