ひまわりの笑顔
「おい!!七乃芽!!」
呼びかけても返事をしない・・・。
でも、
意識はなかったが呼吸はしているようだ。
そして、ケータイを出して「119」とおした。
俺は、救急車を呼んだ。
あとは、救急車を待つだけ・・・。
この時間、俺には何も出来ないと思うと
とても虚しかった。
そして、俺の後を追いかけてきた
七乃芽の祖母が部屋にはいってきた。
「え・・・・。曖嘉ちゃん。」
「おばあさん、安心してください。
もう少しで救急車がきますから。」
「えぇ。
曖嘉ちゃんの母親に電話してきます。」