意地悪王子vs天然少女
わーーーー!
ほんとに遅刻する~;
どんっ
「わぁ!すいません…急いでたんで…。」
「許さん。」
「えぇ!すいません…って、龍也君だー!」
「はぁ。お前って奴は…遅いんだよ。」
「ごめん…。………?なんでここにいるの?」
「俺の勝手だろ。」
ほぇ~
なんでここに居るんだろ…
あぁ~
朝から
龍也君…
心臓が
ばくばくいってる…
なんだろ
病気かな
それとも…
死ぬ寸前?!
それは
危ない…
ゆっくり歩いていかないと…
「龍也君。私死ぬ直前みたいだから先行ってていいよ?」
「は?お前は今日も意味分かんないな。」