背中。



「ん~・・・」



その大きな音は 蒼の携帯着信音だった。




「ん・・・ねっむ・・・・はい!?」


”おい!蒼なんでこねぇ~んだよ!”



「え・・?・・あ、ごめん寝てた。」




”はあ?寝てたって・・・まあいいや。今からこいよ”



「う~ん・・・」



”はなしたい事があるんだよお~!!”



「うん・・・?わかった・・・」



話したいことってなんだろ・・・



告白とかはぜんぜんない。




ケンジには彼女がいるし、あたしたちには
友情しかなかった。



それに・・・



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