背中。
「翔太 今日用事ある~!?」
「え~野球とかだったら断る!」
「まだなんも言ってねぇーし!」
オレの名前は風山翔太
あんま恋愛とか考えたことない16歳です。
こいつは高田晋。
俺が中学生のころからの友達で
なんでも言い合えるやつ。
体育館ー・・・
ざわざわ・・・
「やった!翔太のとなり!!」
「おい 晋 声でっけーよ」
「あ、わりわり・・って・・・」
「ん??どした?」
「斜め後ろのコちょーヤンキーじゃね?」
「え?どれ?」
俺は 晋に言われて
斜めうしろを見た。